絶景インスタント

ゆとったりさとったりの大学院生が書くブログ

ツンデレ歯科衛生士さんに矯正装置を付けられた時の話

歯列矯正(顎変形症術前矯正)を始めて3週間経過した時に撮ったビデオブログを、動画で言わなかったことなど織り交ぜながら活字化します。

本日は動画の前半で話している矯正器具装着時の話です。

ビデオブログ版


矯正入りました!装着時の話、痛み、食事などについて

装着前

矯正装置取り付け当日のお昼。

歯医者の予約は夕方だったので、不自由なくご飯をたべれるのはこれが最後だと思い、大好物の納豆明太子パスタを食べました。

心なしかいつも以上に美味しいように感じました。

歯医者についたのは午後5時。少し待って診療室に入りました。

歯の清掃・接着剤

なんとなくSっ気の強い歯科助手さんに案内されるやいなや、

「倒します。口開けて。」

と冷たいトーンで指示されます。

最初に歯の清掃をしてもらいました。

その後歯茎と唇の間に棉のような詰め物を入れて、歯の表面に唇が当たらない状態にされます。

「接着剤付けます。舌で歯触らないでね」

衛生士さんからまたもや当たり強めの一言。

ただ単に一つ一つの歯に接着剤が付けられるだけなのですが、

何しろ24本全ての歯に慎重に付けていくわけですから、意外と長く感じます。

しかも接着剤のツーンとした匂いが舌を動かしちゃいけない緊張感を倍増させるんです。

しかも衛生士さんちょっと怖いし・・・。

(ああ、ちょっとでも動いたら接着剤が 舌に付くかも・・・・。怒られたらどうしよう・・・。)

いい歳して歯科衛生士さんにビビってる自分を惨めに思いながら、

なんとか接着剤ステージはクリアです。

ブラケット装着

ちょっと休憩できるかなと思ったのもつかの間、

ここで初めて歯医者の先生登場!

ついにブラケット(歯につける装置。後にここにワイヤーが通る。)が装着されます。

前に検査した時の口内写真?レントゲン?か何かを見ながら慎重にブラケットを接着剤の上に付けていきます。

「うわっ何じゃこりゃ!?どっち向いてんだこの歯!?」

と先生。

動画の中でも言いましたが、僕の歯はかなりおかしな向きで生えているものが多いらしく、

特に奥歯なんかは先生もかなり手こずって時間がかかりました。

ブラケットの装着が終わったら5分間くらい放置プレイでした。

ワイヤー装着

衛生士さん再び登場。

今つけたブラケット一つずつにワイヤーを通していきます

この時僕は、もう終盤だ!これを乗り越えれば終わりだ!と勝手に思い込んでいましたが、

むしろここからが長丁場でした。

作業は確か下の歯から、そして左から右へと進んだと思うのですが、接着剤やブラケットを付けるのよりも一つ一つの歯にかかる時間がはるかに長いのです。

しかもドS歯科衛生士さんがワイヤーを締めるためなのか何なのか、ギュッギュッってやるので歯を通り越して脳に響きます。

時折

「ちょっと歯茎押すから痛いよ!」

「もっと口開けて!もっと!」

などの威圧も容赦なく浴びせられます。

そんな時、横にある窓から入ってくる風が気になり出しました。

まだ4月の初めだったので少し肌寒く、僕は横目で窓の方をチラッと見ました。

それに気づいた衛生士さんが放った意外な一言。

「ちょっと寒いね。

下の歯終わったら閉めるね♪」

え?優しい・・・。

この時僕は初めて、マスク越しではあるものの衛生士さんの笑顔を見たのでした。

嬉しい気持ちになって頬の筋肉が緩んでしまったせいか

長時間口を開けていて頬が疲れてきたせいか

ほっぺたがピクピクしてきました。

それを見た衛生士さんに笑われ、その笑顔にまたほっこりする僕でした。

こんな感じで下の歯のワイヤー装着は終了。

 「ちょっと休憩しようか。休んでて良いよ♪」

やっと口を楽な状態にできました。

と思いきや、1分もせずにツンデレ衛生士はツンモードへ。

「はい。上やります。口開けて!」

このまま同じような調子で上の歯も進んでいきました。

先ほども言ったように、左から右へとワイヤーを通していくのですが、

最後の歯(上の一番右)で事件は起こりました。

ワイヤーが通らない!ww

と言うのも、僕の右上奥歯は正面にあたる部分が横を向いて生えているらしく、

当然ブラケットも横奥に付いているのです(最終的には前に向かせるため)。

ワイヤーもそこに通さないといけないので衛生士さんも大苦戦。

「ちょっと顎右にずらせる?」

とか言われて頑張って顎をずらしてみたり。

「良い良い!」

「その状態キープ!」

なんかもう俺何やってるんだろう・・・ってなってきましたが、

15分くらいかかってやっと終わりました。

でも最後は衛生士さんと謎の結束感が生まれた(気がする)のでした。

先生のチェック・噛み合わせの調整

ここで歯医者の先生二度目の登場。

装置全体をチェックします。

特に問題はなかったようで、最後は噛み合わせの確認です。

噛んだ時にどこかの歯が他の歯に付いている矯正装置に当たってしまうと矯正装置が取れやすくなるそうで、

当たっているところは歯を少し削りました。

これでこの日のプロセスは全て終了です。

おわりに

予約が夕方の5時で家に帰れたのが7時ごろだったので、所要時間は2時間くらいだったのだと思います。

僕の場合は衛生士さんも先生もかなり手こずってる部分があったので、それがなければもう少し早く終わっていたと思います。

痛みは半日ほどで出てくると言われ、実際寝る前くらいから痛み始めました。

痛みに関して詳しいことなどは次回の記事で書こうと思うので、興味のある方はまたブログに足を運んでください。

読んでいただきありがとうございました。それでは。